クラップスとはなにか
クラップスとは、世界中のカジノにおいて広く行われているゲームのひとつです。基本的なゲームの流れは、サイコロの出る目を当てるという極めてシンプルな内容です。戦う相手がいるという対戦型ではなく、サイコロの目を当てたプレイヤーに対して主催者側が返戻金を支払うという単純な勝負形式になっており、数あるカジノゲームの中でも勝率が高いゲームになります。運がよければ、戦略を知らなくても勝てる可能性もありつつ、知識があればそれなりの戦略を立てることができ勝ち方がわかるようになります。単独で遊ぶルーレットやブラックジャックと違い、客同士が楽しみながらできるゲームになっておりラスベガスにふさわしい華やかなカジノ体験ができるのも魅力的です。
知っておくべき重要な原則
クラップスの戦略として重要なのは原則を知ることです。その原則とは、サイコロの目はどの目も同じ確率ででるというわけではないことです。1つのサイコロを振る場合、同じ確率で目はでますが、２つのサイコロを振ると確率が変わります。初心者はここを知っておかねばなりません。クラップスでは、常に２つのサイコロが投げられるためでる目の種類は2～12まで存在します。それぞれの確率は大きく異なっており、この差を理解せずに初心者がプレーをすると勝ちが遠のきます。出る目は全部で36通りのパターンあるため、確率の高い目を選択していくことがカギです。例えば、12がでるのはどんな時かというと２つのサイコロが6と6が出た時だけですが、7をだすには1と6や2と5と可能性がある。なるべく可能性がある数字を選ぶのか勝ち方のポイントになります。
やってはいけない基本マナー
サイコロを投げる人をシューターと呼び、このシューター役はプレイヤーに順番で回ってきます。シューターを引き受けた際に、やってはいけない基本マナーがあります。ひとつは、両手を使ってサイコロを投げてはいけないこと。必ず片手で拾い、投げ込むのがマナーになっています。もうひとつは、一度サイコロを握ったら手をクラップス台の外や他者の視界の外に出してはいけないこと。この２つのマナー違反の意味は、偽物のサイコロとすり替えを防止するためになっています。両手で握ってしまったり、視界の外に出すと現地スタッフに注意されることになってしまいます。もしくは、すり替えを疑われてチェックを受けた後に再度ゲームを開始ということにもなりかねないので注意が必要です。
日本ではまだあまり知られていないゲームですが、２つのサイコロを使い出目の合計を予測して賭ける単純なゲームのためカジノでは大変人気があります。プレイヤー対カジノ側というような構図で周りのプレイヤーや観客と一体となって初心者でも楽しめるゲームです。