クラップスにおけるシューターの役割とは
クラップスは、カジノで遊べるゲームの中では運の要素が強いと考えられています。その理由は、賭けの勝敗が2個のサイコロを振るシューターと呼ばれる人に委ねられ、他の参加者が目の前のゲームに介入できないようになっているためです。シューターはクラップスのテーブルに集まっている全てのプレイヤーの代表者であり、彼によって運命が決まるといっても過言ではありません。 サイコロを振らない他の参加者はみな、シューターが勝つことを願って賭け金を投じて行方を見届けます。負けることを願うのは、自分自身とディーラー以外に誰もテーブルに居ない場合以外ではタブーです。オンラインカジノでクラップスを遊ぶのであればこのタブーはあまり気にしなくても良いですが、実店舗で入店したときには注意しましょう。
シューターの順番は原則として時計回り
クラップスにおけるシューターの決め方は、単純です。初回はディーラーが指名し、2回目以降は時計回り、つまりサイコロを振った人から見て左隣の人に交代していきます。交代のタイミングは、ゲームの勝敗が明らかとなったときです。早ければ1投目(カムアウトロール)で終わってしまいますが、出目が勝敗が決まるものでならなければ、周りで見ている他の参加者からあれこれ言われながら何回も振ることになります。 なお、シューターをつとめることは強制されているわけではありません。もし、やりたくない場合は拒否をして左隣の人に譲ることが可能です。1周したらふたたび自分の番がまわってくるので、参加したくなったらディーラーにその旨を伝えると良いでしょう。
シューターになったときに守るべきルールを知っておこう
クラップスのテーブルを見ると、左右の隅が少し高くなっていて壁のようになっているのがわかります。クラップスでシューターをつとめる場合は、2個のサイコロを自身から距離の遠い方の壁に向かって振るのがルールです。壁に当たらなかった場合や、テーブルの外に出てしまった場合はやり直しとなるので、力の入れ加減などには注意しましょう。 また、サイコロを振る時は必ず片手で、なおかつサイコロを持った手がテーブル内で他の参加者に見えるようにしなければなりません。理由は不正の防止で、どちらか一方が守られていないとそれだけでイカサマを疑われてしまい、他の参加者にも不快に見られてしまうので気をつけましょう。
クラップスは、シューターが振るサイコロの出目で勝敗が決まります。サイコロを振る順番は時計回りにまわってきますが、振りたくないときは拒否することが可能です。自分が振る番になったら、片手で2個のサイコロをテーブル内で他の人が見えるように持ち、テーブルに2箇所設けられている壁に当たるように振りましょう。